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(上編)叔父さんの住む霊界

十 霊界の図表

 一九一四ねんがつ霊夢れいむける叔父おじさんはすこぶ研究的けんきゅうてき態度たいどで、相当そうとう苦心くしん結果けっかったらしい一の図表ずひょうをワアドしめし、霊界れいかい組織そしきをはじめ各境かくきょう関係かんけい交渉等こうしょうとう熱心ねっしん説明せつめいしました。研究けんきゅう念入ねんいりであるだけ、それだけむのに少々しょうしょうほねれますが、一たんこれを肚裏はられてくといろいろのてんおいたいへん重宝ちょうほうであります。

 叔父おじさんは学校がっこう教師きょうしぜんたる態度たいどぎの説明せつめいはじめました。

今日きょうは一ぱん研究者けんきゅうしゃ便宜べんぎめに霊界れいかい区劃くかく説明せつめいからはじめることにしましょう。さて霊界れいかいかたうである。

 一、信仰しんこう実務じつむ合一がっちせるきょう

 二、信仰しんこうありて実務じつむともなわざるきょう

 三、半信仰はんしんこうきょう

 四、無信仰むしんこうきょう──地獄じごく

『すべて霊魂れいこん幽界アストラル・プレーン最高さいこう境涯きょうがい──すなわ卒業期そつぎょうきたっしたときわば二度目どめともいうべきものに遭遇そうぐうする。換言かんげんすれば其所そこ幽体ゆうたい放棄ほうきしてしまうのである。が、ここまで向上こうじょうした霊魂れいこんはむしろ幽体ゆうたいうしなうことをよろこんでる。地上ちじょう人間にんげんおそれるのとは大分だいぶわけちがう。それだけ準備ようい出来できていない霊魂れいこんけっして幽界ゆうかい境界線きょうかいせんすことはきない。

『さて死者ししゃ霊魂れいこんが一たん幽界ゆうかいでて霊界スピリット・プレーンはいると、モーあとへはもどれない。宇宙間うちうかん幽界ゆうかいまでもれてすべて七つの世界せかいがある。七つのなか最上界さいじょうかいはむろん上帝じょうていともにあるところの理想境りそうきょうである。

わし霊界れいかいだいかいで、すなわ幽界ゆうかいぎの世界せかいである。わしたち時節じせつるまでだいかいにはかれない。が、一たんけばモー二もどれない。

『しかし、この規則きそくには多少たしょう例外れいがいもうけてあって各界かくかいあいだ全然ぜんぜん交通こうつう杜絶とぜつしてるほどではない。なん正当せいとう理由りゆうがあれば上界じょうかい使者ししゃ私達わしたちもとおくられる。丁度ちょうどわれわれがなにかの理由りゆうときとすれば地上ちじょう姿すがたあらわすのと同様どうようじゃ。

『が、それよりももッと普通ふつう交通法こうつうほう霊媒れいばいもちゆることである。私達わしたちがおまえからだ機関きかんとして人間界にんげんかい交通こうつうするのと同様どうように、だいかいのものは私達わしたちなかから適当てきとう霊魂れいこんえらんで、それを媒介ばいかいとして交通こうつうこころみる。したがってだいかいはつ通信つうしん人間界にんげんかいとどくまでには途中とちゅう二人ふたり霊媒れいばい取次とりつぎをせねばならぬ。

だいかいぞくするそれぞれのきょうさらいくつかのわかれ、その各部かくぶまたいくつかのくみわかれる。よくめるように、わし霊界れいかい図表ずひょうせてあげる。』

 叔父おじさんのはなし其所そこまですすんだときおおきな一まいかみがワアド眼前がんぜんあらわれ、それには霊界れいかい図表ずひょういてあったが、かみ地質じしつ暗灰色あんかいしょくで、それに文字もんじがきわめてあざやかにていたそうであります。

 


九 霊界より見た人間の肉体

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十 霊界の図表 (中)


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