心霊図書館雑誌総合案内> 「心霊と人生・第三巻

『北米心霊協会』の宣言

一 われ等は『無限の霊的本体』を信ず。

二 われ等は有形無形の如何を問わず一切の自然現象が『無限の霊的本体』の表現なることを信ず。

三 われ等は自然の表現を正しく理解し、これと順応して生活することを以て真宗教の極致なりと確認す。

四 われ等は各人の個性が死の彼岸にも存続することを確認す。

五 われ等はいわゆる死者との交通が幾多の心霊現象に依りて科学的に証明されたる事実なりと確認す。

六 われ等は自己が求むるところをすべて他に施すことを以て最高の道徳なりと確信す。

七 われ等は各自の道徳的責務を確認し、自己の幸不幸は全然自然の霊的法則に遵ふと否とによりて決するものなりと主張す。

八 われ等は改善進展の門戸が現世においても又死後においても永久に鎖されざることを確認す。

 

一 心霊主義とは、霊媒を用いて霊界の居住者と交通して得られたる実証的事実に基き生命の永遠性を確認するところの科学であり、哲学であり又宗教である。

二 心霊主義者とは、霊媒を用いて現世と霊界との間に交通することの可能なることを信じ、右の交通によりて得られたる最高の教訓に基きて自己の品性行為を築きあぐべくつとむるものである。

三 霊媒とは霊界よりの波動に敏感なる体質を有するもので、霊界の居住者はこれを機関として通信を行い又心霊現象を発生せしむるのである。

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『心霊主義は一の科学である。』――何となれば心霊的方面から得られたる事実現象等を研究し、解剖し、つ分類するからである。

『心霊主義は一の哲学である。』――何となれば、有形無形の両方面に互りて自然の法則を攻究し、その結論の根拠を実地的観測の事実の上に置くからである。心霊主義は正しき推理と実地的観測の事実とに裏書さるる場合に、過去の時代の事蹟並にそれから生ずる結論を承認する。

『心霊主義は一の宗教である。』――何となれば、神の法則、換言すれば大自然の物理的、心理的並に心霊的諸法則を理解してこれに順応すべく努むるからである。


底本: 雑誌 「心霊と人生」 第三巻第六号

発行: 1925(大正15)年6月1日 心霊科学研究会

※ 青空文庫の「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあらためる際の作業指針」に準拠して、底本の旧字表記をあらためました。

※ 底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。

※ また、HTML化に際して、章毎にページを分け、箇条書きに改行を加え、底本中の傍点表記を、下線表記に、白丸傍点表記を、強調表記に、置き換えました。

※ 入力:いさお      2007年12月18日

※ 公開:新かな版    2008年2月12日


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