心霊図書館雑誌総合案内> 「心霊と人生・第三巻

編輯室より

△本誌が大坂から東京へ出て来て、個人雑誌と銘打ってから本号で正に一年。たッた四十八頁の小雑誌ながら一ヶ年分を集めて見ればそれでも五百七十六頁に上ります。私のような無精者の仕事としては割合に感心な成績かも知れません。

△但し一冊四十八頁づつでは全く遺憾なしに内外の心霊事実を報道するには足りません。従ってもっと紙数を殖やせとの御註文が引っきりなしに私の手元に届くような訳で、私としても紙数増大の時期が近き将来に到来することを希望して止みませぬ。

△その段取りという訳でもありませんが、不取敢とりあえず来月号からは私の個人雑誌という名称を撤廃することにきめました。これにつきても毎度会員諸君から御注意を受け、私も衷心それに感謝して居りましたが、ある事情からとうとう一ヶ年間そのままで押し通して来てしまいました。が、来月号からいよいよこの目の上の瘤見たいものがきれいさっぱり除かれます。

お印刷の体裁、材料の選択等においても多少改善したいと今から考えて居ります。おそれ等の点につきて会員諸君の方でお心づきの個所があらば御手数ながら御指示を惜まれぬよう切望いたします。  

(憑虚)


底本: 雑誌 「心霊と人生」 第三巻第六号

発行: 1925(大正15)年6月1日 心霊科学研究会

※ 青空文庫の「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあらためる際の作業指針」に準拠して、底本の旧字表記をあらためました。

※ 底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。

※ また、HTML化に際して、章毎にページを分け、箇条書きに改行を加え、底本中の傍点表記を、下線表記に、白丸傍点表記を、強調表記に、置き換えました。

※ 入力:いさお      2007年12月18日

※ 公開:新かな版    2008年1月24日


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