心霊図書館雑誌総合案内> 「心霊と人生・第三巻

編輯室より

□今回は大野黙之助氏と宮下秋葉氏とのお二人から原稿を送って戴いて私も大助かりですが、読者諸君の方では一層大助かりであろうと考えられます。何と言ってもたった一人で書いたのでは筆致も問題も単調に流れる傾向があって面白くありません。これからは一層両君をはじめ、広く皆様の御寄稿を歓迎するつもりであります。

□いよいよそうした色彩が加われば個人雑誌の名称を撤廃することにしましょう。もともと万止むことを得ずして個人雑誌として立った次第で、決して私の本意ではありません。私としては一日千秋の思いで本誌が皆様の共同機関として活用さるる日の到来を待って居るものであります。

□久しく本誌に掲載した『幽界行脚』はとても誌上に載せきれませんから、一とずこの辺で打ち切り、不日一冊の書物として刊行する予定です。今までに雑誌に載せたのは全体の約三分一強に過ぎません。右御諒察を御願いします。

□横森家の心霊事実はその後引績いて調査中に属し、いろいろ有意義な問題が発生するように見受けられます。本誌としてはつとめてその報告に当るつもりでありますから、皆様の方でもできる丈お気づきの点は御報告をお願いいたします。 

(憑虚)


底本: 雑誌 「心霊と人生」 第三巻第五号

発行: 1925(大正15)年5月1日 心霊科学研究会

※ 青空文庫の「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあらためる際の作業指針」に準拠して、底本の旧字表記をあらためました。

※ 底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。

※ 入力:いさお      2007年12月18日

※ 公開:新かな版    2008年1月29日


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