心霊図書館雑誌総合案内> 「心霊と人生・第三巻

編輯室より

△今回も案外長文の記事ばかりかさんで会員諸氏からの貴重な記事を来月に廻わすべく余儀なくされました。四十八頁では到底ヤリ切れない時節が遠からず来そうですが、材料が無くて困るよりは有り余って困る方が読者諸氏にはもとより編輯者にも結構です。いよいよとなれば何とか工夫を致しましょう。

△本号所載の『南関嶺怪現象』(田中氏寄稿)はこの種の報告中の白眉です。詳細にして正確、すこしの誇張も無駄もありません。恐らくこのしゅの事実は世の中に相当沢山存在することと存じますから、会員諸君は何卒御調査の上奮って御報告を切望する次第であります。

旧臘きゅうろう私はある私用のめに両三日阪神方面へ参りましたが、少閑をぬすみて神戸の飛田信氏を訪れました。飛田氏の仙界との交渉はいよいよ切実を加え、殊に体験志望者指導の上において一大進境を遂げたように認められます。混沌雑駁、百鬼夜行の観ある日本の心霊界において氏の健在は誠に人意を強うするものがあります。機会を見てその一端を報告したいと存じます。

(憑虚)


底本: 雑誌 「心霊と人生」 第三巻第二号

発行: 1925(大正15)年2月1日 心霊科学研究会

※ 青空文庫の「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあらためる際の作業指針」に準拠して、底本の旧字表記をあらためました。

※ 底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。

※ 入力:いさお      2007年12月13日

※ 公開:新かな版    2007年12月18日


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