心霊図書館雑誌総合案内> 「心霊と人生・第二巻

幽界行脚

――英国剣橋大学ワアド学士の霊的大探険――

 ワアド学士は同氏独特の霊魂遊離能力を発揮し、近く仏国戦場で戦死した亡弟のレックスを幽界に訪問しますと、レックスは急激なる死の大打撃を受けて一種の神経衰弱症にかかって居りはなはだ意気があがりません。其所そこへ叔父のL氏の霊魂が訪ねてきて、んな病気は閑静なところへ行って静養するにかぎるというので、とうとう三人づれで幽界の太古時代に逆行したのであります。ちょっときくとすこぶる荒唐きわまる話のようですが、ワアド氏の調査によると幽界の組織は複雑で、同一場所でも時代によりて層を成して居り、それぞれの特色を保存するものだそうです。前号には太古時代への旅行を紹介しましたが、これからそのかえみちになるのです。

五 帰路

六 レックスの死後の体験


底本: 雑誌 「心霊と人生」 第二巻第八号

発行: 1924(大正14)年8月1日 心霊科学研究会

※ 青空文庫の「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあらためる際の作業指針」に準拠して、底本の旧字表記をあらためました。

※ 底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。

※ また、HTML化に際して、底本中の傍点表記を、下線表記に、白丸傍点表記を、強調表記に、置き換えました。

※ 入力:いさお      2007年6月26日

※ 公開:新かな版     2007年8月16日


心霊図書館雑誌総合案内> 「心霊と人生・第二巻

心霊図書館: 連絡先