心霊図書館雑誌総合案内> 「心霊界・第二巻

◇山伏の恨み◇

開ヶ原の陣に牧野駿河守家老三馬才三郎とう人、米嚢こめぶくろを持って通る一人の山伏に逢った。兵糧の為にと思って有無をわせずその山伏の右の高肢を切っておとし、早速米を奪り上げたが、山伏は歯噛はがみをなしていかり狂い、この恨み必ず七代に崇らんとおめき死にに死んでしまった。戦後才三郎右の高股痛み、とうとう投げ足になって隠居したが、家督の子も孫も代々皆投げ足になったと云う事である。


底本: 雑誌 「心霊界第二巻第一号」

発行: 1923(大正13)年12月1日 心霊科学研究会

※ 青空文庫の「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあらためる際の作業指針」に準拠して、底本の旧字表記をあらためました。

※ 入力:いさお      2007年2月9日

※ 公開:新かな版     2007年3月28日


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