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卓子浮揚現象

クローフォード博士 (W. J. Crawford 1921) 著


クローフォード博士によって行われたる実験と理論

 欧米に起った心霊現象のうち卓子テーブル浮揚現象はもっとふるいものの一つであり、またその実例も相当沢山存在しますが、その中の白眉は何と言っても一九一五年からその翌年にかけてクローフォード博士によって徹底的に研究発表されたるゴライアー嬢を中心とした所の卓子テーブル浮揚現象であります。実験者は機械工学専攻の理学博士、霊媒は妙齢にして宗教心に富める良家の処女おとめ卓子テーブルの浮揚振りは何所まで行っても的確明瞭実に三拍子に揃った未曾有の好実例であります。就中なかんづく博士が堂々として霊界並に霊界の人物の存在を承認し顕幽交通の秘奥を惜気おしげもなく発表して居る態度は誠に見上げたもので正に来らんとしつつある新理想主義時代の真信仰の代表的戦士たる武者振りが偲ばるるのであります科学と宗教との一致は最もよくクローフォード博士の研究に実現されて居ります。博士が昨年物故されたのは痛惜に堪えませぬが、博士の霊魂は恐らく自己の苦心の結晶たる実験録が極東の熱心なる研究者に提供せらるることを感知して満足の笑みを漏らされて居るでしょう。(A生誌)


 

目  次

(一)座の組織その他の条件


底本: 雑誌 「心霊界第一巻第十一号」

著者:クローフォード博士 (W. J. Crawford 1921)

訳者:浅野 和三郎

発行: 1923(大正13)年12月1日 心霊科学研究会

※ 青空文庫の「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあらためる際の作業指針」に準拠して、底本の旧字表記をあらためました。

※ 入力:いさお      2007年1月29日

※ 公開:新かな版     2007年1月31日


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