心霊図書館雑誌総合案内> 「心霊界・第一巻

心霊研究と機械の応用

◇機械を用いる心霊研究の一つは、心霊写真の撮影である、念写や幽霊写真は毎号本誌の口絵をにぎわしているが、まだいろいろ心霊研究のためには機械が発明されている。やはりの機械的方面は海外が吾邦わがくにより一歩を進めている。実験中の霊媒より半物質又はエーテル状の何ものかが放射されることが度々たびたびある。の放射物は霊媒が鋭い光線をむので写真に撮影しがたい場合が随分多い。その上、その放射物にに圧力や電磁力だけが感じられて、感光板に作用する光としては感じられない場合がある。かかる場合に応用される為に特殊の装置の験圧器験電器等が考案されている。

◇心霊研究用の科学的機械の発明はフランスが第一で伊太利イタリーれについでいる。ラジウム発見の功労者キユーリー氏は、物理的現象を起し得る霊媒がその恍惚状態において身体より放射する心霊力を直接記録し得るような機械をしきりに考案していたが、ほとんどそれが出来上ろうとする時に死んでしまったのは惜しいことだ。

◇モッソー教授の助手イモダ博士は霊媒より発する放射線によって験電器が放電するとう実験を度々たびたび行った。れによると、霊媒が一インチ位いはなれて験電器に手をかざすと、何か霊媒の手から放射体が出るものらしく、今迄いままで充電していた験電器が放電してしまうのである。


底本: 雑誌 「心霊界第一巻第十号」

無記名記事につき著者不明

発行: 1923(大正13)年11月1日 心霊科学研究会

※ 青空文庫の「旧字、旧仮名で書かれた作品を、現代表記にあらためる際の作業指針」に準拠して、底本の旧字表記をあらためました。

※ 底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。

※ また、HTML化に際して、底本中の傍点表記を、下線表記に、白丸傍点表記を、強調表記に、置き換えました。

※ 入力:いさお      2006年9月21日

※ 公開:新かな版     2006年9月21日


心霊図書館: 連絡先